昨年末~年始は大流行しましたよね
11月になってグッと寒くなってきて、インフルエンザが流行し始める時期になってきましたね。
今年の始めは例年以上にインフルエンザが流行して、小学校も中学校も学級閉鎖しまくってましたね。
うちの次男なんてインフルエンザにかかって一週間くらい学校を休んで、いざ登校してみたら翌日からまた学級閉鎖になったんです。
合計10日間ほどお休み状態になっていました。
インフルエンザって薬が効くだすと、発症して三日目くらいから元気になってくるんですよね。
学級閉鎖という大義名分を得た次男のニヤケ顔が今でも忘れられません(詳しくは>>インフルエンザB型で出席停止期間はいつまで?)。
今年はそんな次男も高校受験です。
他にも受験生を抱えているので、インフルエンザはご法度なんです。
なので家族全員でインフルエンザの予防接種を受けることにしました。
家族全員が揃った晩御飯の時に「インフルエンザの予防接種を受けにいくよぉ~」というと、一番抵抗したのは旦那でした。
「えぇ~、俺はいいよ」と、あきらかに面倒臭そうです。
ここ数年旦那は予防接種を受けなくても、インフルエンザに感染することはなかったから大丈夫だと思っているんですね。
旦那がインフルエンザで苦しんでも全然問題ないのですが、子供に感染したら大変です。
とにかく「子供のためにも予防接種を受けなさい!」とムリムリ連れて行くことにしました。
ところでインフルエンザの予防接種って、病院によって料金が違いますよね。
うちは家族5人なので、全員で受けると軽く1万円超えの出費となります。
下手したら2万円超えの可能性だってあります。
でも、どうして病院によって料金が違ってくるのでしょうかね?
気になったので調べてみました。
インフルエンザの予防接種の料金が違う理由
インフルエンザの予防接種は、自由診療となっています。
(自由診療とは)
自由診療(じゆうしんりょう)とは、公的医療保険(健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)が適用されない診療のこと。
*Wikipediaより抜粋
保険診療の場合は厚生労働省が定めた公的価格の3割が自己負担と決まっています。
でも、自由診療は保険定期用外なので、病院が自由に料金を設定できるのです。
なので病院によって、料金が違ってくるんです。
それにこの料金設定も、どうやら地域の助成金とも関係しているんではないかと思っています。
このことは後で書きますね。
料金が違うとなると、やっぱり安い料金の病院を選びたくなりますよね。
ということで、近隣の病院に電話で料金の確認をして比較してみました。
インフルエンザ予防接種の料金比較をしてみた
近隣にある病院のインフルエンザ予防接種の料金を調べると、下記になりました。
- 筑紫野市内のA病院:4,300円(予約不要)
- 小郡市内のB病院:3,500円(要予約)
- 小郡市内のC病院:1回目4,000円、2回目2,000円(要予約)
- 佐賀県基山町のD病院:2,500円(予約不要、時間指定あり)
同じインフルエンザの予防接種でも、
- 最高値:4,300円
- 最安値:2,500円
となります。
その料金差は「一人あたりで1,800円」なので、5人だと「9,000円」も差が発生します。
ちなみに5人分の料金となると、こんな感じの料金差になります。
- D病院:2,500円×5人=12,500円
- A病院:4,300円×5人=21,500円
A病院で摂取すると、5人だと恐怖の2万円超えという出費となります。
こうなるとインフルエンザを発症するのも怖いですが、インフルエンザの予防接種料金も違った意味の恐怖感がこみ上げてきます。
9千円の料金差は大きいので、迷うことなく2,500円のD病院を選びました。
料金が安くても中身は変わりませんからね。
補助金は要確認
インフルエンザの予防接種には、補助金が助成される市町村もあります。
例えば、筑前町では下記のような助成が行われています。
- 高齢者:自己負担1,500円
- 子供、妊婦:上限3,000円を助成
例えば、C病院では筑前町の助成を利用すれば、下記のようになると公式サイトに書かれています。
助成を利用しないで摂取すると料金は、
- 1回目4,000円
- 2回目2,000円
です。
- 1回目:1,000円
- 2回目:1歳~12歳は無料(1回目をC病院で摂取した人に限る)
ん~、絶妙な金額設定ですね。
ここからは勝手な推測ですが、「競合する病院の料金」と「助成利用」とのバランスを考慮して料金設定してるっぽいですね。
2回目の割引設定もこの病院だけでしたが、ちょっとした商売っ気を感じますね。
今の時代は病院経営も厳しいですから、これくらいの商魂がないとダメなのかもしれませんね。
お住まいの市町村によっては助成が受けられる場合もあるので、予防接種を受ける方は是非ご確認ください。
利用することで、金銭的な負担をかなり軽減することができます。
助成を受けるには手続きが必要となりますし、助成が利用できるかどうかも病院に事前確認することもお忘れなく。
予防接種を受ける人数が多ければ多いほど、価格差は大きくなってくるので料金比較は必須です。
今年は昨年~年初にかけての大流行の影響もあって、予防接種を受ける人も増えて接種時期も早くなっているようです。
今の時期はワクチンの在庫も品薄になっている病院・クリニックも多いので、早めの予約と接種をオススメします。
助成を利用する場合は役所での手続きが必要となることもありますのでご注意を。
一番安い病院で予防接種を受けましたけど、それでも家族5人で12,500円の出費は痛かったです。
インフルの予防接種は毎年のことなので、保険適用が無理ならば各市町村での助成を検討して欲しいです。