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クリスマスイブにチキンやケーキを食べるのってどうしてなの?
多くの人が小さなころからクリスマスイブには家族でチキンやケーキを食べてお祝いをして過ごしてきたことと思います。
でもどうしてチキンやケーキを食べるのか、意外と知らないのではないでしょうか。
ヨーロッパでは感謝祭やクリスマスなどのお祝いの日にターキー(七面鳥)を食べる慣わしがありました。
七面鳥は高価なため、日本ではそれがチキンに転じて広まったと考えられています。
ケンタッキーフライドチキンやコンビニのチキンをクリスマスに食べるのは日本だけなんですよね。
クリスマスケーキについては、フランスではブッシュドノエルが主流で、イギリスでは各家庭の味としてクリスマスプディングが受け継がれています。
ドイツではシュトーレン、イタリアではパネトーネを食します。
日本で一般的となったクリスマスケーキは、1922年に不二家が初めて発売し、広めたものだと言われています。
可愛く飾り付けのしてあるようなクリスマスケーキを食べるのは日本や韓国のみの文化のようです。
もともと日本では宗教と関係なくクリスマスが浸透していきましたので、由来や起源を考えるとおかしなことをしているように感じられるかもしれません。
でも、大勢の人がここぞとばかりにお金を遣って経済が循環しますから、こうした日本独特のクリスマス文化というのも悪くない物だと思いますよ。