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日々の戦い!負けるな!夫と料理と私
・妻:30代前半
・旦那:30代前半
・結婚歴:3年
専業主婦になったのでお料理を頑張ることに!
夫の転勤に伴い、それまで働いていた正社員の仕事を退職することになりました。
専業主婦になったことで、以前よりは十分な時間が確保できるようになったんです。
ということで、私は今までのやってこなかった分を取り返すように、家事に時間をかけるようになりました。
まだ子供のいない夫婦の家事の量なんてたかが知れています。
それでも今までは仕事に重きを置いていた私にとっては、家事はたどたどしいものだったのです。
洗濯、掃除についてはなんてことなかったくらいで、一番厄介なのは日々のご飯の準備&料理でした。
料理こそ嫁の出番!のはずが・・・
やっと嫁らしく夫にご飯を作ってあげられることに自分の存在価値を見出した私は、自分なりに一生懸命料理に取り組んだのです。
でも・・・、そんな私の料理の仕方や作ったものに対して、夫がさまざまな指摘をしたり文句を言ってきました。
私が包丁を使う姿をみては、
- 猫手でやらないと指を切ってしまう
- 手前に包丁を引いたときに初めて素材が切れるのだ
と、自分の知識を披露しそれを上から目線で指導してくるんです。
料理に関しても食べながら、
「味が無い」
「これは美味しい」
などと評価の言葉をいちいち口にしながら食べていきます。
やかんを火にかけているときでさえ、やかんとコンロの位置が合ってないと訂正される始末です。
そりゃあ自分は大雑把な性格で雑だし、夫は私に比べると神経質で調理師免許を持っているから文句も言いたくなるとは思うんです。
ただ自分なりに夫を想って一生懸命やっていることは、認めて欲しいし、感謝の言葉くらい言ってもらいたいんです。
諦めず工夫を続けていく日々が続きました
調理師免許を持つ神経質夫の言葉に心が折れそうになりながらも、文句を言われずに済むには上達するしかないと思いました。
そこで私は、夫の言葉にめげずに日々料理を作り続けたんです。
夫の言葉にかっとなりながらも、後から冷静になり注意されたことを振り返り改めるようにしてみました。
レシピどおり作っても夫の反応がいまいちなときは、調味料を変えてみたり、いったん炒めてから煮るようにする、など工程してみました。
それだけでなく、夫に何か言われたときは我慢せず、不快な態度をふざけながらも示すようにしました。
そうしたほうが、自分がめげながらも頑張っていることが相手にも伝わると思ったんです。
私が一方的に我慢し続けると
「料理そのものが嫌になってやらなくなってしまう」→「主婦という自分の存在意義が感じられなくなってしまう」→「結婚生活が嫌になってしまう」
という負のスパイラルに陥ってしまうと思ったからです。
努力して1年が経過して旦那が認めてくれました
そして、私が料理を作り始めてから1年か経った今、やっとこれは美味しい、今までで一番上手くできているという言葉を言ってもらえるようになりました。
私が一生懸命作っているのもなんとなく伝わっているようなので、いつもありがとうという言葉も言ってくれるようになったんです。
そう言ってもらえると、それがモチベーションになりまた頑張って作ろうという気になるもんです。
勿論そう言ってもらえた時の味付けを覚えておいて、次回も同じように作るようにしていています。
少しずつですが、お料理が本当に楽しくなってきているのが不思議な感じです。
結婚生活が嫌になってしまうかと悩みましたが、諦めずに頑張って良かったです。